2021年11月2日火曜日

トラックボール M570のマイクロスイッチを交換しました


チャッタリングが酷くなったので トラックボール M570のマイクロスイッチを交換しました。 


こんにちは、 七転八倒 です。

パソコンを操作している時にはマウスでは無くてトラックボールを愛用しています。
 
腕を動かさずに親指だけでカーソル操作ができるのは、脳梗塞で右腕にマヒが出ている私には使い易いです。 少しの練習で親指でいつの間にか自由自在にカーソル操作ができるようになりました。 (もちろん 最初はもたついていましたが。)
 
M570
M570
 ロジクールの M570という品番ですが、この製品には持病が有って左右のクリックに使っている マイクロスイッチのトラブルが発生するのが有名です。
 
私のも左側が重度のチャッタリングが出るようになりました。
だましだまし使っていましたが、とうとう辛抱しきれなくなったのでマイクロスイッチを交換する事にしました。
 
webを M570で検索すると『出るわ。 出るわ。』と言う塩梅で、皆さんのマイクロスイッチの交換をされている記事が何本もヒットしますよ。
それらの記事を参考にさせてもらって(マイクロスイッチの品番を調べる為)、私もマイクロスイッチを交換する事にしました。
 
先ずはマイクロスイッチの入手です。
amazonにも有りましたが、出品業者がamazonでは無いので本物が送られてくるのか? 心配で(中国製の『互換品』が沢山流通しているみたいです。)、私は安心感を優先して『秋月電子通商』から購入しました。
『秋月電子通商』は送料が掛かりますので他の部品や測定器等も同時に発注しました。
マイクロスイッチは OMRONの『D2F-01』という品番です。秋月からは予想通り OMRON JAPANとマイクロスイッチの上側に刻印された品物が送られてきました。
 
D2F-01
OMRON D2F-01
いよいよ取り換える事にしましたが、基盤の上のマイクロスイッチが中々取れないんですよ。 ハンダコテを当てても一向に外れてくれません。 元々のマイクロスイッチが基盤からやっと少し浮き上がったら、基盤とマイクロスイッチの間の隙間に見える足のピンをニッパーでカットして何とか基盤からピンを取り外せました。
 
基盤を取り出しました。
基盤を取り出しました。 これから交換します。
 
新旧マイクロスイッチ
新旧マイクロスイッチ
webの情報では、使われているマイクロスイッチは OMRON CHINA製の  D2F-01のシリーズの製品だと言う事でしたが、実物は見た事も無いロゴで(私の知らないロゴです)しかも品物に品番が見当たりません。 ロット番号だけが印刷されていました。 ロゴは ” C ”?? どうにも分からないですね。 
 
品番 & ロット番号
品番 & ロット番号
一体 何処の互換品を使っているんでしょうね? 
 
どう見ても OMRONの製品とは思えませんよ。
こりゃ コストカットもやり過ぎですよ。 netの情報では3年前後でマイクロスイッチのトラブルが出始めるようで、最初から想定寿命がその程度なのでしょうか?
 
やはり脳梗塞でマヒの有る右手の動きが悪いですね。 基板上のハンダを溶かすのにも、ハンダコテの当て方、コテ先の力の加え具合等が頭で思い描いているのとは違うようです。 いわゆる『思い通りにならない。』とストレスがたまりそうですよ。
 
 最初はマイクロスイッチを 2ヶ共に交換するつもりでしたが、取り外すのに時間が掛かるので『心が折れて』チャッタリングの出ているほうの左側の交換だけにしました。 残したほうの右側のマイクロスイッチも経時変化で悪化すると思われるのですが、交換はその時にする事に延ばしました。
 
外しにくかったので、心が折れたので 一ヶのみの交換になりました。
外しにくかったので、心が折れたので 一ヶのみの交換になりました。
やっとの思いで交換しましたが、交換後は上手く動いてくれているようです。(短気を起してトラックボールを捨てなくて良かった!)

交換したので組み立て中。
無事に交換したので組み立て中。 基盤のビス止め前。
交換して直ぐに気付いたのはクリック音が、交換していない右側と比べて交換した左側は『カン高い』事です。 明らかに『音』が違います。
どうやらマイクロスイッチを動作させるのに必要な『力』が違うようです。

お付き合いくださり ありがとう。     では、 また 宜しくね。
 
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